取り込みマクロ(リハ計画書)
操作説明書

ReHome用データ集約システム ー 初心者向けガイド ー

このマクロでできること

このマクロは、複数のリハビリ計画書ファイルから必要なデータを自動で集めて、1つのCSVファイルにまとめるツールです。

手作業でコピー&ペーストする必要がなくなり、大幅な時間短縮入力ミスの防止ができます。

全体の流れ

このマクロは2つのボタンを順番に押すだけで完了します。

📁 リハビリ計画書ファイル(複数)を準備
⬇️
①データ集約シート挿入
各ファイルに「データ集約シート」を追加
⬇️
②転記シートにデータ転記
全ファイルのデータをCSVに書き出し
⬇️
📄 CSVファイル完成!

必要なファイル構成

マクロを実行する前に、以下のようにファイルを準備してください。

📁 ReHome用マクロ/
 ├── 📗 取り込みマクロ(リハ計画書)2026.xlsm ← このマクロ
 ├── 📗 ①転記データ挿入シート.xlsx ← テンプレート
 ├── 📘 2026☆Rehome解析データ転記シート.csv ← 出力先
 │
 └── 📁 フォーマット/ ← 計画書ファイルを入れる
    ├── 📗 患者A計画書.xlsx
    ├── 📗 患者B計画書.xlsx
    └── 📗 患者C計画書.xlsx
ℹ️
ポイント
処理したい計画書ファイルは、すべて1つのフォルダにまとめておいてください。
重要:ファイル名・フォルダ名を変更しないでください
お渡しするフォルダ一式は、そのままの構成でご使用ください。
以下のファイル・フォルダの名前を変更すると、マクロが正常に動作しなくなります。
  • ①転記データ挿入シート(平川さん,ワイズマン用)2026.xlsx ← テンプレートファイル
  • 2026☆Rehome解析データ転記シート(計画書,原本).csv ← 出力先ファイル
  • フォーマット フォルダ ← 計画書を入れるフォルダ

マクロを有効にする設定(初回のみ)

ダウンロードしたマクロファイルを使うには、Excelでマクロを有効にする設定が必要です。
以下の手順は初回のみ行えばOKです。

最初に:ファイルのブロックを解除する(重要)

インターネットやメールからダウンロードしたファイルは、Windowsが自動で「ブロック」状態にします。
この状態のままExcelを開くと、マクロが正しく動作しない場合があります。ファイルを開く前に、以下の手順でブロックを解除してください。

1

マクロファイルを右クリック

取り込みマクロ(リハ計画書)2026.xlsm ファイルを右クリックして、メニューから 「プロパティ」 を選択します。

2

「許可する」にチェックを入れる

プロパティ画面の「全般」タブの一番下に、以下のような表示があります。

プロパティ - 全般タブ(下部)
🔒 セキュリティ:このファイルは他のコンピューターから取得したものです。
このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。

「許可する」にチェックを入れてください。

3

「適用」→「OK」をクリック

「適用」ボタンをクリックしてから「OK」をクリックして閉じます。

⚠️
テンプレートファイルも同様に解除してください
①転記データ挿入シート(平川さん,ワイズマン用)2026.xlsx も同じ手順でブロックを解除しておいてください。
ブロックされたままだと、シート挿入時にエラーが発生する場合があります。
ℹ️
「許可する」が表示されない場合
プロパティ画面の下部にセキュリティの表示がない場合は、ファイルがブロックされていない状態です。そのまま次の手順に進んでください。

方法A:ファイルを開いたときに有効にする(簡単)

1

マクロファイルをダブルクリックして開く

取り込みマクロ(リハ計画書)2026.xlsm を開きます。

2

セキュリティの警告バーを確認

画面上部に⚠️ セキュリティの警告 マクロが無効にされました。というバーが表示されます。

Excel - セキュリティの警告
⚠️ セキュリティの警告 マクロが無効にされました。 コンテンツの有効化
3

「コンテンツの有効化」をクリック

警告バーの右側にある コンテンツの有効化 ボタンをクリックします。

これでマクロが使えるようになります。

一度有効にすれば次回から表示されません
同じファイルを次に開いたときは、警告バーは表示されずそのまま使えます。

方法B:警告バーが表示されない場合

警告バーが表示されない場合は、Excelの設定を確認してください。

1

Excelのオプションを開く

Excelを開き、ファイルオプション をクリックします。

2

セキュリティセンターを開く

左側メニューから セキュリティ センター(またはトラスト センター)を選択し、
セキュリティ センターの設定 ボタンをクリックします。

3

マクロの設定を変更

左側メニューから マクロの設定 を選択し、
「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」 を選択して OK をクリックします。

セキュリティ センター - マクロの設定
警告を表示せずにすべてのマクロを無効にする
警告を表示してすべてのマクロを無効にする(推奨)
デジタル署名されたマクロを除き、すべてのマクロを無効にする
すべてのマクロを有効にする(推奨しません)
4

Excelを再起動してファイルを開き直す

設定変更後、Excelを一度閉じてからマクロファイルを開き直すと、警告バーが表示されます。

⚠️
「すべてのマクロを有効にする」は選ばないでください
セキュリティ上の理由から、信頼できるファイルのみ個別に有効化する設定をお勧めします。

事前準備

ボタン①:データ集約シート挿入

このボタンの役割

各計画書ファイルの中に「データ集約シート」という新しいシートを自動で追加します。 このシートには、計画書から必要なデータを集める数式が入っています。

1

マクロファイルを開く

取り込みマクロ(リハ計画書)2026.xlsm をダブルクリックして開きます。

「マクロを有効にする」を求められたら、有効にするをクリックしてください。

2

ボタン①をクリック

「Macro」シートにある ①データ集約シート挿入 ボタンをクリックします。

3

計画書フォルダを選択

フォルダ選択画面が表示されるので、計画書ファイルが入っているフォルダを選択してください。

📁 フォルダの参照
処理するファイルが含まれるフォルダを選択してください
4

テンプレートファイルを選択

次に、テンプレートファイル(①転記データ挿入シート.xlsx)を選択します。

5

処理確認

「ファイル数は○○です。処理を続行しますか?」と表示されるので、はいをクリックします。

6

完了を待つ

処理が完了すると「データの集約が完了しました」というメッセージが表示されます。

完了後の確認
計画書ファイルを開くと、一番右に「データ集約シート」が追加されています。

ボタン②:転記シートにデータ転記

このボタンの役割

ボタン①で追加した「データ集約シート」から、全ファイルのデータを1つのCSVファイルにまとめて出力します。

1

ボタン②をクリック

②転記シートにデータ転記 ボタンをクリックします。

2

フォルダを選択

ボタン①と同じ、計画書ファイルが入っているフォルダを選択します。

3

処理確認

ファイル数を確認し、はいをクリックします。

4

完了確認

「データの集約が完了しました」と表示されれば成功です。

ℹ️
出力先
CSVファイルは、マクロファイルと同じフォルダに
2026☆Rehome解析データ転記シート(計画書,原本).csv
として保存されます。

応用:挿入シートを自分で修正する

こんなときに使います

「データ集約シート」に取り込みたいデータ項目を追加・変更したい場合、 テンプレートファイル(①転記データ挿入シート.xlsx)を自分で編集できます。

ℹ️
仕組み
テンプレートの「データ集約シート」には、計画書のセルを参照する数式が入っています。
この数式を「リンク貼り付け」で追加することで、取得したいデータを自由にカスタマイズできます。

修正手順

1

テンプレートファイルを開く

①転記データ挿入シート.xlsx をダブルクリックして開きます。

2

計画書ファイルも開く

データを取りたい計画書ファイル(例:患者A計画書.xlsx)も同時に開きます。

3

計画書の取得したいセルをコピー

計画書ファイル側で、新たに取り込みたいデータのセルを選択し、Ctrl + C でコピーします。

例:計画書のシートから取りたいセルを選択
取り込みたいデータ(例:担当者名、病名など)

↑ このセルを選択して Ctrl + C

4

テンプレートの「データ集約シート」にリンク貼り付け

テンプレートファイルに切り替え、「データ集約シート」の空いているセルを選択します。

次に、以下の手順で「リンク貼り付け」を実行します。

【方法1】リボンメニューから

「ホーム」タブ → 「貼り付け」の(下向き矢印)をクリック →
リンク貼り付け」を選択

【方法2】右クリックメニューから

右クリック → 「形式を選択して貼り付け」→
左下の「リンク貼り付け(L)」ボタンをクリック

形式を選択して貼り付け
すべて
数式
書式
リンク貼り付け(L)
5

数式を確認する

リンク貼り付けが成功すると、セルに以下のような参照数式が自動で入ります。

=[患者A計画書.xlsx]シート名!$B$5

この数式により、計画書の該当セルのデータが自動で表示されます。

6

テンプレートファイルを保存

Ctrl + S でテンプレートファイルを上書き保存します。

次回ボタン①を実行すると、追加したデータ項目も一緒に集約されます。

⚠️
注意点
  • リンク貼り付けの数式内のファイル名部分は、ボタン①実行時に各計画書ファイルに合わせて自動調整されます
  • テンプレート編集前に、元のテンプレートファイルのコピーを取っておくと安心です
  • 数式のシート名セル番地(例:!$B$5)が正しいことを確認してください
ポイント
この方法を使えば、プログラミングの知識がなくても、取得したいデータ項目を自由に追加・変更できます。
計画書のどのセルでもリンク貼り付けで追加可能です。

補足機能:xlsファイルの変換

古い形式(.xls)の計画書ファイルがある場合は、事前に新しい形式(.xlsx)に変換する必要があります。

⚠️
注意
この機能は、変換後に元の.xlsファイルを自動で削除します。
必要に応じて、事前にバックアップを取ってください。

うまくいかないとき

症状 対処法
「マクロが無効」と表示される Excelの設定で「マクロを有効にする」を選択してください
ボタンが見つからない 「Macro」という名前のシートを開いてください
エラーが表示される ・計画書ファイルが.xlsx形式か確認
・他のExcelファイルを閉じてから再実行
・計画書のシート名が正しいか確認
CSVに何も出力されない ・ボタン①を先に実行したか確認
・計画書に「データ集約シート」があるか確認
処理に時間がかかる ファイル数が多い場合は時間がかかります。
画面下のステータスバーで進捗を確認できます。

まとめ:操作手順チェックリスト

これで完了です!
出力されたCSVファイルを開いて、データが正しく集約されているか確認してください。